
プラモデルを嗜んでいると
「このパーツもっとこういう形だったらいいのに」
とか
「新しくパーツを作りたい」
と思うことがあるかもしれません。
そんな時は「パテ」や「プラ素材」等を使用して、自分の理想のパーツを作り上げることも可能です。

この記事ではそんな「オリジナルパーツを作る方法」として主な手法の「彫像」と「塑像」について解説しています。
自分だけのプラモデルを作るための一助としていただければ幸いです。
彫像と塑像
「モノを形作る(成型)」には、主に2つの方法が存在します。
それが
- 彫像(カービング)
- 塑像(モデリング)
です。
この2つには「どっちの方が良い」とか「どちらを使うべき」ということはありません。
人によって「やりやすい方」があると思うので、自分に合う方法を使って「成型」をしていきましょう。
彫像(カービング)
「彫像(カービング)」と呼ばれる方は
- 掘る
- 削る
といったイメージの手法です。
「木」や「石」など固い物質を削りだして、形を作っていく手法となっています。


プラモデルでいうなら
素材
- プラ素材(プラ板・プラ棒)
- 硬化したエポキシパテ
などを
などで削り、形を作っていきます。
塑像(モデリング)
「塑像(モデリング)」と呼ばれる方法は
- 盛る
- 積む
- 厚くする
というイメージです。
「粘土」「泥」と言った「柔軟性のある素材」を「芯となるもの」に盛り付けて、


素材
- エポキシパテ(硬化前)
- ポリエステルパテ
などを
素材(芯材)
- 針金
- プラ素材(プラ板・プラ棒)
- 発泡スチロール
に盛っていき
などで整えつつ、形を作っていきます。
まとめ
「彫像」と「塑像」、この2つの方法は例えるなら「足し算」か「引き算」かであり、
人の脳にはそれぞれ「考え方の癖」や「やりやすい方法」というものがあります。
「こうすべき」「このやり方が正解」といった方法は無く「最終的に自分の作りたいモノにたどり着ければそれでいい」ので、自分に合った方法で成形していくのが良いと思います。