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【美少女プラモ】「胸パーツ(おっぱい)」を盛ろう【30MS】

7月 1, 2025

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当ブログでは主に「美少女プラモ」をメインに扱っているのですが、そこで避けては通れないのが「胸(おっぱい)」パーツです。

この記事では「胸パーツの改造(巨乳化)」の方法を紹介しています。

ぜひ「美少女プラモの改造デビュー」にお役立てください。

今回使用するキットは「30MS」「リシェッタ」です。

amazon商品ページより

実際に作業していく前に胸パーツの形状について触れていきます。

リシェッタ、というか多くの「30MS」の胸パーツ「逆八の字」に狭まっていく形状をしています。

「自然な乳房」というのは「八の字」に広がっています。

それは「リシェッタの胸パーツ」「乳房というより『胸当て(装甲)』」を想定して作られているからだと思います。

amazon商品ページより

しかし「装甲のような胸パーツ」を想定していない場合だとこの形は不自然なので、「自然な乳房」を作りたい場合は「八の字に広がる形」を意識しましょう。

では、実際に「リシェッタ」の胸パーツを盛っていきます。

作業の流れ

  • やすりがけ
  • エポキシパテを用意
  • 不要なディテールを潰す
  • 胸に盛る
  • 鉄やすりで形を変える
  • 紙やすりがけ
  • パーツ洗浄
  • サーフェイサーを吹く
  • パテで凹を埋める
  • ラッカーパテを削り、紙やすりで整える
  • 再度サーフェイサーを吹く
  • 塗装
  • トップコートを吹いて完成

ちなみに筆者は「少しずつパテを盛っていく方法(塑像)」で、今回は盛っていきます。

「一度に大量にパテを盛って、その後形状を修正する(彫像)」の方がやりやすい方は、その方法でも大丈夫です。

まずパテの食いつきを良くするために胸パーツの表面をやすりで荒らします。

パテは「表面が荒れている(ギザギザしている)」方がしっかりと食いついていくれるので、400番か600番辺りでパーツをやすります。

自分は余っている「600番」を使います

表面をやすり掛けしたら、パーツには「削りカス」が付着しているので洗い落としましょう。

水に付けて歯ブラシか何かで軽く擦れば大丈夫です

ついでに「パーツに付いた手油」なども落としておきたい場合は、「中性洗剤(食器洗剤)」を水に混ぜておくと良いです。

amazon商品ページより

次は、胸に盛ることになる「エポキシパテ」を練っていきます。

amazon商品ページより

エポキシパテの使いかたは↓の記事の「エポキシパテ」からどうぞ。

今回は↓の写真ぐらいの量を用意しました。

混ぜるパテ2種

自分は「ちびちび盛っていく(塑像)」が性に合っているので、2つのパテのどちらも「5mm」程度ちぎって使っています。

これでも「30MS」の胸パーツなら「両方の胸に約2層分」ぐらいは盛れます。

段々「盛る量」は先細りに少なくなっていくので、最後の方はもっと少なくても大丈夫です。

これは「パテを盛る胸パーツに要らないディテールがある」場合に限るのですが、胸に盛る前にまず「不要となるディテールを潰す」ことから始めましょう。

今回使う「リシェッタ」の胸パーツは↓のように2か所必要ないディテールが存在します。

下部分のディテールは「胸を盛る過程」で潰れるのでそのままで良いのですが、「上部の空洞」はエポキシパテで埋めてしまいます。

パテで埋めたもの

いよいよ本番、胸パーツにパテを盛っていきます。

冒頭でも話して通り、パテは一度に全て盛らず

数回に分けて少しづつ盛っていき、徐々に形を作っていく

という方法で成形します。

胸パーツを盛る際に「気を付ける(意識する)ポイント」をまとめてみましたので、参考にしてみてください。

盛る際のポイント

真ん中をつなげない

最初に説明した「「胸パーツ」と「自然な乳房」の違い」の繰り返しになるのですが、衣装などで外部からの圧力を受けていない「自然な乳房」というのは真ん中に空間があって繋がっていません。

なので、胸にパテを盛る時も「真ん中は隙間を空ける」ようにしましょう。

↑の赤枠で囲った場所に、空間を作るように意識しましょう。

パテを盛る時も「外側」に置くことを意識

もしつながってしまった場合は、パテが柔らかいうちに「指」や「スパチュラ」等で左右に開いて隙間を作ります。

「重力」を意識して、上部に盛りすぎない

「乳房」というのは「重力」を受けているので、綺麗な「半丸(かまぼこ状)」ではありません。

重力に押されて、上部が凹んでいます。
(乳房が大きければ大きいほど、顕著にそれが現れます)

なので「胸パーツの上部」にはパテを盛りすぎず、「乳頭(乳首)」に向かって自然な稜線を描くように盛っていきましょう。

また、「乳房」「鎖骨」の位置が近づきすぎないようにも注意しましょう。

30MSの鎖骨の目安

「重力」を意識 しかし垂れすぎには注意

上で「重力を意識するのが大事」と書きましたが「あえて重力に逆らって乳房を張り上げる」のも大事です。

乳房というのは

  • 長年重力に晒されることで「乳房を持ち上げる靭帯」の損傷
  • そもそもの筋力の低下

など、年を重ねるごとに下に垂れ下がっていきます。

もし「若々しいおっぱい」を作りたい場合は「重力に負けず、下から押し上げられているようなハリのある乳房」を意識するのも大事です、

例えば、↓の画像は「パテを『重力』を重視して盛り続けた結果」です。

「乳房となるパテ」が下に垂れてしまって

「いくらパテを盛ってもボリュームが出ない」

となります。

もしも「垂れ」が気になる場合は、下からパテを押し上げましょう

もっとも「おっぱいの形」の好みは人それぞれなので「垂れたおっぱいが好き」「ツンっと上向いたおっぱいが好き」などあるでしょう。

重要なのは「重力の存在を意識すること」と「乳房をどれだけ重力に逆らわせるか」の塩梅だと思います。

乳頭(乳首)の位置を意識

乳房というのは「乳頭(乳首)」を先端として膨らんでいます。

なので「乳頭の位置」をはっきりさせておくと、乳房の形状に不自然さが生まれにくくなります。

「乳房の大きさ」によって乳頭の位置は変わるので、逐一

この大きさなら、この辺りに乳頭あるだろう

と、確認しながら盛っていきましょう。

付け根は自然な稜線を意識

「体」から「胸パーツ」いきなり「ボンッ」と胸が横に広がるのはおかしいので、徐々に、緩やかに乳頭に向けて形が膨らむのを意識する。

「パテを盛る作業」から時折意識を離して「不自然に形が急変していないか?」を確認しましょう。

パテの継ぎ目に気を付ける

「エポキシパテ」を使って盛る際に、どうしても「パテとパテの継ぎ目」というものが生まれがちです。

これは「塗装後にはっきりと表面に現れる」ので、出来るだけ「パテが柔らかいうちに、継ぎ目を無くす」ようにしたいです。

裏側にパテが埋まらないようにする

もし「肉埋めもついでにしておきたい」等の目的が無い場合は、パーツの裏側にパテが埋まらないようにするのが無難です。

胸パーツではありませんが、裏側にパテが埋まってしまったパーツです

裏側にパテが埋まってしまうと「フォルム」に影響を与えてしまったり加工が面倒になったりするのでパテは必要な部分」にのみ盛るようにしましょう。

持ち手をつける

これは特に「胸パーツの下側が埋まるほど大きな乳房」を作る場合に重要なのですが「指が柔らかい状態のパテに当たらないように『持ち手』を付けて作業する」のも重要です。

適宜、様々な角度からパーツを見て作業する

これは「胸パーツを盛る」場合以外でもそうなのですが「作業の手を頻繁に止めて形状を確認する」というのは、とても重要です。

以下、胸パーツを作る際に見た方が良いと思うポイントです。

  • 【正面】
    →真ん中が寄っていないか
  • 【側面】
    →上部に盛りすぎていないか
    →乳頭の位置を意識
  • 【真上】
    →「乳房の境目」で急に形が盛り上がっていないか
    →真ん中が寄っていないか
  • 【真下
    →乳頭の位置を意識
    →「乳房の境目」で急に形が盛り上がっていないか
    →真ん中が寄っていないか

などを確認していきましょう。

パテを盛って硬化したら「鉄やすり」で形を整えていきます。

amazon商品ページより

重要なのは「削りすぎず、頻繁に手を止めて形を確認する」ことです。

上の「盛る際のポイント」を参考にして、形を変えていってください。

注意点として、「丸みのある部分(乳房の大分部分)」を削る場合は

  • 半丸(かまぼこ)やすり
  • 丸やすり

など「丸みのあるやすり」を使うのがおススメです。
(平坦なやすりを使うと、削った後が鋭角になってその後の処理が面倒になります)

「鉄やすり」でやする際は「濡らした真鍮線ブラシ」でブラシに付着した「パテの粉」を落としながら行うと良いでしょう。

鉄やすりで形を変えたら、紙やすりで「表面を研磨」していきます。

現在の胸パーツは「荒い鉄やすりで削られて、表面がガタガタ」なので、それを紙やすりで滑らかにします。

この時

紙やすりは形を変えるためではなく、表面を滑らかにするため

ということを意識して、表面を撫でるように行いましょう。

今回は「半光沢で仕上げる」+「サーフェイサーを吹く」ので「800番まで」やすりがけします。
(400番→600番→800番)

もし「光沢仕上げ」の場合などは「1000番以上」までやすりがけをした方が無難だと思います。

「傷」はどれぐらいまで整えれば良いのか

ここまで「鉄やすり」「紙やすり」でパーツの形を整えてきましたが
「どれぐらいまで表面を綺麗に整えれば良いんだろう?」
というのは中々判断が難しい所だと思います。

「パーツの表面の傷が塗装後にどんな風に表出するか」の一例として、↓の画像を参考にして見てください。

塗装後、傷が「凹み」となって表れてきました

「パテ」「もともとのパーツ」「削りカス」などがまぜこぜになっている状態では「傷がどんな結果を及ぼすか」は分かりづらいです。

慣れてくれば「この傷は塗装後に目立つなー」など分かってくるのですが、それまでは

「表面を整える」→「塗装する」→「目立ってきた傷を再度整える」→「塗装する」

と、丁寧に仕上げて経験を積むのが大事だと思います!

ここまででパーツをたくさん"やすった"と思うので、やすりカスをパーツから払いましょう。

自分は「水で濡らしたブラシ」で、パーツの表面を擦って落としています。

今回は「パテ」を使っているので、このままパーツに塗装しても塗料が乗りません

なので「プライマー入りのサーフェイサー」を吹いていきます。

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今回は「グレーの1000番」のサーフェーサーを使います。

サーフェイサーの効果使い方については↓の記事からどうぞ。

↓が、サーフェイサーを吹いた胸パーツです。

サーフェイサーを吹いて「色が統一」されると、大抵「大小の傷」「パテの継ぎ目」などが目立って見えるようになります。

これらの「傷」「凸凹」は、塗装をする前に「パテ」等で埋めていきましょう。

よっぽど大きな傷でない限り、「ラッカーパテ」で埋められると思います。

  • 【傷や凹み】
    パテを傷・凹みに刷り込ませるようにする
  • 【パテの継ぎ目】
    パテを置いて「継ぎ目」を馴染ませるように塗る

ラッカーパテが固まったら、パテの部分を「鉄やすり」で削って、その後「紙やすり(400番→600番→800番)」で整えます。

再び「サーフェイサー」を吹きます。

そして目立つ傷や凹みが無くなるまで「⑨~⑪」工程を繰り返します。

いよいよ「塗装」を行うわけですが、今回は「黒」で塗っていきます。

塗料はMrカラーの「黒(光沢)」を使うのですが、最終的に「トップコート」で質感を統一するので「光沢/半光沢/つや消し」はどれでも大丈夫です。

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今回自分は「半光沢」で仕上げたいので「水性プレミアムトップコート(半光沢)」を使います。

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↓が「半光沢トップコート」を吹いたものです。

これで、胸パーツを盛る作業は完了です!

今回は「胸パーツを盛る」という、プラモデルの健全な楽しみ方についての記事でした。

私自身プラモデル歴は浅く、まだまだ精進が必要ですが、出来る限り分かりやすい記事になるよう意識しました。

ぜひ、この記事を参考に美少女プラモライフを充実させてください!

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