
最近の美少女プラモの顔パーツは、非常に精細でそのまま使用しても素晴らしい作品を作れます。
しかし
- 「瞳デカール」を使用したい
- 顔パーツに塗装するので一度真っ新な状態にしたい
など「顔パーツの印刷を剥がしたい」という場合もあるかと思います。

この記事では「30MS」を使い「顔パーツの印刷の剥がし方」を説明していきますので、よろしければ参考にしてみてください。
タンポ印刷 とは
この記事のタイトルにある「タンポ印刷とは何か」について、軽く触れていきます。
タンポ印刷は「パッド印刷」「タコ印刷」と呼ばれることもある、立体に印刷する技術のことです。
「シリコンパッド」にインクを充填し、それを対象に押し付けて印刷します。

印刷を剥がす
ここからが本題です。
まず「印刷を落とすのに必要なもの」を確認していきましょう。
必要な道具
- ラッカー塗料薄め液
(ツールクリーナーなど強力な溶剤は厳禁!) - 綿棒
薄め液を綿棒に付ける
綿棒に薄め液を塗布しましょう。

この時、綿棒に薄め液をたくさんつける必要はありません。
「ちょんっ」と、先っぽに少しだけ付けるだけで充分です。
もしも「頬の赤み(チーク)」などは残しておきたい場合は「先端の尖った綿棒」でチークの部分を避けると良いと思います。

印刷を落とす
次は綿棒で「印刷部分」を擦って落としていきます。
その際は「ごしごし」と強く擦り付けるのではなく、パーツの表面を撫でるようにして優しく綿棒で擦りましょう。
顔パーツの印刷は結構しっかりしているのでなかなか落ちないかもしれませんが、薄め液の付いた綿棒で擦れば力を入れないでも必ず落とすことが出来ます!

あえて印刷を少し残す
「タンポ印刷剥がし」には「あえて印刷を全て消さず、少し残しておく」という方法があります。

これは「後から瞳デカールを貼る時のための『目印』として残しておく」ためです。
「全て消さずうっすら見えるだけ残しておく」なら、上からデカールを貼れば元の印刷は見えなくなりますし、もし「顔の印刷を消した後、どこにデカールを貼ればいいか分からなくなる」という場合はおすすめの方法です。
まとめ
今回は「美少女プラモのタンポ印刷の剥がし方」についてでした。
美少女プラモの醍醐味の1つが「アイデカールを使って様々な表情の美少女を作る」ことだと思います。
そのための第一歩として、この記事を参考に「既製品の顔パーツの印刷剥がし」をしてみてください!